ゲームデザイナー桜井政博氏の本『桜井政博のゲームを作って思うこと』の 160 頁に書かれていた「ゲームソフトの作り方として、過去の経験から学んだことを “分解再構築する”」という考えについて思うこと。
ものづくりにおいて 学んだことを「分解再構築」するのも一つの手段。
学んだことを “分解再構築” する
ボクが尊敬しているゲームデザイナーの一人、桜井政博氏が書いた本『桜井政博のゲームを作って思うこと』。その 160 頁に書かれていた「ゲームソフトの作り方として、過去の経験から学んだことを “分解再構築する”」という考えにピンときてしまった。
わたしはゲームの経験から非常に多くのことを学んでいます。
だからと言って 露骨に真似るわけではなく。
分解 再構築するなどして 別のものに転化してはいるつもりです。
Via:桜井政博『桜井政博のゲームを作って思うこと』 エンターブレイン 2012年 160頁
このことは、ゲームソフト作りだけでなく「ものづくり全般」に言えることだ!!
日々、生活をしていると「学ぶこと」は “たくさん” ある。その「学んだ引き出し」からチョイスして、ブロックを組み合わせるように作れば、また「新たなモノ」ができあがる。
「分解再構築する能力」を高めれば、そりゃもう “無限大” に作れるんじゃないかな(笑)。
分解再構築する “モト” となる材料について
「分解再構築する」には、その “モト” となる材料が一杯あったほうが特だ。そのためには、日頃からアンテナを立てて、色々吸収できるように心掛けること。言ってしまえば、「感受性」を高めておくことだね。なんか以前書いた内容にも通ずるな。
→ 『ものづくりの能力を高めるには、「感受性」を鍛えること | 製作浪漫トイクロSAGA』
ただ、“モト” となる材料が一杯あればあるほど、そこからチョイス「選別」するのも難しくなってしまう。したがって、その能力も高めていかないといけない。
一つの能力を高めるということは、それに付随して他の能力を高めることでもあるんだ。
経験値を、それぞれ獲得した!
ものづくりにおいて、学んだことを「分解再構築」するのも一つの手段。「分解再構築する」には、その “モト” となる材料が一杯あったほうが特。
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