今回は、バンド漫画『BECK』について思うこと。
音が鳴らない漫画だからこそ 自分が知ってる「最高の音」を想像する。
音が鳴らない漫画
音が重要なバンドが題材なのに “音” が鳴らない。漫画だから当たり前なことだけど、意外にこれが読んでいて、自然と耳に “音が鳴っている感覚” になるから不思議だ。
おそらく、漫画のイメージから「勝手に頭の中で盛り上がってる状態」なのだろう。
だって、どうせ読むんだったら「より心地よく、より気持ちよく」読んだ方がいいしねぇ。自分の頭の中では、BECKメンバーの風貌から終始『レッド・ホット・チリ・ペッパーズ』みたいな音を想像したよ。
漫画だからこそなせる特性
そもそも、想像することに変な決まりはない。想像させるキーがあれば、あとは自由に読み手が想像してくれる。
「音のジャンルや種類は??」
それらは、想像する人の数だけ存在する。ある意味、『BECK』を読んだ人の数だけ、『BECK』の音が存在することになる。
各々が過去聴いた音から「最高な音」を作りだす。この部分は、漫画だからこそなせる特性。「武器になる部分」と言えよう!!
漫画だけじゃなく、ものづくり全般に「想像させる」という演出は「欠かせない要素の一つ」に違いないな。
経験値を、それぞれ獲得した!
音が鳴らない漫画だからこそ、自分が知ってる「最高の音」を想像する。ものづくり全般に「想像させる」という演出は「欠かせない要素の一つ」に違いない。
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