今回は、「作者の体臭」について思うこと。
ものづくりでの「体臭」とは 作品から感じられる作者の個性のことである。
作者の体臭
ものづくりについて色々調べていたら、「作者の体臭」というちょっと興味をそそる言葉を発見した。
「作者の体臭」って……
なんだか、モンモンした臭いを想像しちゃったけど、早速、「体臭」についてネットで調べてみたら、以下のような説明文があった。
作品などを通して感じられる、作者の独特な個性。「―がにじみでた文体」「―のない雑誌」
Via:『体臭 とは – コトバンク』 (アクセス:2013年9月1日)
説明文から分かるように、けっして「体の臭い」のことではないね。「作者の独特な個性」のことだ。でも、個性はなんだか臭いに似てる気がするのは、自分だけ??
説明文を見て、まっさきに浮かんだ作者?? 監督が「クエンティン・タランティーノ監督」だ! 正に、監督の作品(キル・ビルなど)は、体臭がプンプンするゼ!!
自分では“なかなか”個性が分かりにくい
そもそも、ものづくりの基礎には、必ず作者の個性がある。
個性が薄いと、なんだか在り来りな作品になってしまうし、そういう意味でも、そりゃプンプンする位の個性を投入した作品の方が、「作った会があった」ってなもんでしょ!
で、ここで一つ厄介なのが、「自分では “なかなか” 個性が分かりにくい」ということ。自分の臭いとも似てるな、この部分は……。
自分の個性を把握するのに役立つ基準が、「15 年以上好きなこと」があるかどうか。そのことについては、以前も書いたことがあるので、そちらもどうぞ。
→ 『15年以上好きなことは、ものづくりに欠かせない個性になる | 製作浪漫トイクロSAGA』
15 年以上も好きなことは、必ず自分の個性に深く関わっているはず。今一度、確かめてみるのもいいかもしれない。自分の場合は、このブログから分かるように、1980 年代の「アニメやゲーム」からの影響を強く受けている。ようするに、自分の場合はそれが「体臭」ということになる、な……。
経験値を、それぞれ獲得した!
ものづくりでの「体臭」とは、作品から感じられる作者の個性のことである。「自分では “なかなか” 個性が分かりにくい」ということ。
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