いい演出とは、「本当に伝えたいこと」をあえてセリフで言わないことだ

トイクロSAGAの書 DQ Ver.1.15

今回は、「いい演出」について思うこと。

いい演出とは 「本当に伝えたいこと」をあえてセリフで言わないことだ。

いい演出

ここ最近、アニメ『機動戦士ガンダム』の関連記事を読んだり、特集番組を観たりした。色々、知れば知るほど「奥が深いな」ってのを実感する。その中でも、やはり「ガンダムの演出」は非常に素晴らしい!

監督であり演出家の「富野由悠季氏」の手腕なのだけれども、その演出をアニメーションで表現したのにも驚きだ。

重要なシーンでは、「本当に伝えたいこと」をあえてセリフで言わない。

ちょっとしたしぐさだったり、目線だったり、音だったり、セリフじゃない他のことに置き換えて表現している。だから、受け取る側の “印象” を広げているんだ。それこそ、「いい演出」と言えよう。

演出の肝

「本当に伝えたいこと」を、セリフじゃない他のことに置き換えることで、受け取る側の印象は様々なものになる。

例えば、「好き」っていう気持ちを、セリフで「好きだ」と言うと “答えは一つ” だけど、そこをあえて何も言わないで受け取る側にサインを出すことで、受け取った人の数だけ答えができる。

ここがうまくできるかが、「演出の肝」になるんだ。

ハリウッド映画だと、ラストの締めに「お決まりのキスシーン」がある。良作だとこのシーンで目頭に込み上げてくるものがあるよね。これは、正に「本当に伝えたいこと」をあえてセリフで言わない「王道の演出」だけど、これに勝る演出はそうそうないかもな……。

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経験値を、それぞれ獲得した!

いい演出とは、「本当に伝えたいこと」をあえてセリフで言わないことだ。「本当に伝えたいこと」を、セリフじゃない他のことに置き換えることで、受け取る側の印象は様々なものになる。

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