良いものを学び知るには、「もっとも上等なもの」に触れるべし

トイクロSAGAの書 DQ Ver.1.18

今回は、「良いものを学び知ること」について思うこと。

良いものを学び知るには 「もっとも上等なもの」に触れるべし。

何かしら、ものづくりをしている者なら、「より良いものを作りたい」と願うのはあたり前のことだ。

でも、そもそも「良いもの」をまず理解していないと、「良いもの」なんて作れない。ものづくりにおいては、「知ること」も重要な要素の一つだね。

良いものを学び知ること

参考として、アニメーション監督「富野由悠季氏」の著書『映像の原則』の中で、「良いものを学び知ること」について書かれていた。

昔 呉服屋の小僧さんにはいった初心者には まずもっとも高価な反物を触らせると聞いたことがあります。

それを三年つづけて 良いものを知れば悪いものは自動的に分かるようになるというのです。

悪いものを見たり触っても 良いものの良さは絶対に分からないというのです。

Via:富野由悠季『映像の原則』 キネマ旬報社 2011年 73頁

ものづくりをするには、まず「何が良いもので上等なのか??」知る必要がある。

どうしてかって?? それを知らないと、目指すべき方向性が定まらないでしょ! その解決案として、氏は「良いものを知れば悪いものは自動的に分かるようになる」と言っている。

すなわち、「良いもの・上等品」より劣っているかどうかの “目利き” ができるようになるってことだね。劣っているなら、もちろん「悪いもの」って訳だ。

目利きができるようになれば

ある程度、目利きができるようになれば、自分が作ったものの「良し悪し」も判断できるようになる。

そこからが、本当のスタートラインであり、より良い上等品を作るための「修練がはじまる」ってことだ。

結構、自分の場合は、自分で企画して作ったものに対しては「かなりキビシイ」ほうだと思う。っていうか、作品に納得してしまったら、その先がないからね。

世にある上等品と言われているものに触れるには、どうしたらいいのか?? それはやはり、「何かしらの賞を取ったもの」に触れるが一番かと思う。その分野の専門家が選んだものだから、あながち間違いじゃないだろうしね。

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経験値を、それぞれ獲得した!

良いものを学び知るには、「もっとも上等なもの」に触れるべし。ある程度、目利きができるようになれば、自分が作ったものの「良し悪し」も判断できるようになる。

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