作品の質を上げたいなら、その世界の最上等なものを知り理解しつづけることが大切

トイクロSAGAの書 FF Ver.1.2

今回は、「作品の質の上げ方」について思うこと。

作品の質を上げたいなら その世界の最上等なものを知り理解しつづけることが大切。

作品の質の上げ方

アニメーション監督「富野由悠季氏」の著書『映像の原則』の中で、「作品の質の上げ方」について書かれていた。

“一芸に秀でた人は、他のものを知る力をもてる” という真理もありますから ともかく ひとつのもので良いから 自分が触れるひとつの世界の最上等なものを知り 理解する努力をつづけることが大切なことなのです。

Via:富野由悠季『映像の原則』 キネマ旬報社 2011年 74頁

ようするに、最上等なものを知らなきゃ「何がいいものなのか」分からないってことでしょ。

作品の質を上げたいなら、このことは必須だな。それも、「つづけることが大切」と氏が言うように、一生かけて学んでいくことだろう。そもそも、それぐらい強い意識がないとダメじゃんね。

「最上等なもの」を知る手段

自分が一生懸命取り組んでいる世界の「最上等なもの」を知るには、自分だけの感想では不十分。自分が「いい」と思うことは、一番分かりやすいけど、どうしても視野が狭くなってしまう。

そうじゃなく、むしろ、まわりの人達の意見を参考にした方が良さそうだ。結局、自分の作品を評価するのは、自分ではなく “まわりの人達” だからね。

「最上等なもの」を知る手段として、自分はよく「影響を受けたクリエイターが好きな作品」に触れるようにしている。そうすると、だんだん昔の作品に行き着くんだけど、「最上等なもの」って案外、“昔” に潜んでいるかもしれない。

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経験値を、それぞれ獲得した!

作品の質を上げたいなら、その世界の最上等なものを知り理解しつづけることが大切。自分の作品を評価するのは、自分ではなく “まわりの人達”

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