今回は、「物語の定義」について思うこと。
物語とは 登場人物達が「物語をくぐり抜けて成長する経過」を観ることだ。
物語の定義
テレビ番組『BSアニメ夜話 – 伝説巨神イデオン』の回で、小説家の「福井晴敏氏」が「物語の定義」について語っていた。
物語って主人公なり登場人物なりが その物語をくぐり抜けて成長するのが まー成長しない場合もあるんですけど とにかくどこに行くのかっていう その経過を観るっていうのが物語なんですけれども。
例えば 『ガンダム』の場合だと分かりやすく あの「アムロ・レイ」っていう凄い内向的な少年が それこそ最初は 皆と折り合うっていうこともまったくできなかった子が 最後には「ボクには、帰れるところがあるんだ」と言って 言えるようになるまでの物語。
Via:福井晴敏『BSアニメ夜話 – 伝説巨神イデオン』 NHK 第10弾 2008年3月19日放送
「物語をくぐり抜けて成長する」か~、こう説明されるとなんだか分かりやすい。物語って登場人物ありきだからね。
難しく考えがちだけど、意外とシンプルってことだ。
物語の作り方
物語を作るのって結構悩むけど、登場人物達を「どう成長させたいか」をまず考えれば、作りやすいかもしれない。
推理小説などでも、結末から考えてやると作りやすいって言うからね。
自分は、物語を作るってことはそうそう無いけど、映画やアニメを観たときは、そのあたりに注目して観てみたいと思う。
ず〜と昔からある物語「昔話」でも、「成長する経過を観る」っていうのはあまり変わらない。ココの部分は、もはや “物語の心髄” だな。
経験値を、それぞれ獲得した!
物語とは、登場人物達が「物語をくぐり抜けて成長する経過」を観ることだ。物語を作るなら、登場人物達を「どう成長させたいか」をまず考えれば作りやすい。
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