今回は、「優秀になること」について思うこと。
本当に優秀なクリエイターというのは 「個性」が突出しない。
「優秀になること」と「個性を生かすこと」
テレビ番組『BSアニメ夜話』で、天才アニメーター「金田伊功氏」のすごさを紹介する番組コーナーがあった。その中で、評論家の岡田斗司夫氏が「優秀になること」について語っていた。
金田さんだけは特別なんです。 だって うまければうまいほど 個性が突出しないんですよ。
本当に優秀なアニメーターというのは 個性が突出しないから だらか 後に金田さんは 宮崎駿のところへいったときに ナウシカで この癖を徹底的に直されたんです。
Via:岡田斗司夫『BSアニメ夜話』 NHK
岡田氏は「優秀になること」と「個性を生かすこと」は、相反することと述べている。このことは、アニメーターだけでなく「ものづくりをしているクリエイター全部」に言えること。
特に、個性が突出した人がチームに属したりすると、協調するのが難しくなるしね。
「個性」を失う恐れ
自分が熱心に取り組んでいることを磨きすぎると、やがてそれは「個性」を失う恐れがある。
学校やスクールなどに入ると、「基本に沿った優秀さ」を押しつけられるからね。
そもそも、個性というものは他人から教えてもらうことではなく、自分で吸収して “つくりあげていくもの” だ。
下手に参考書を読みあさったり、スクールなどで学ぶことは、大切な自分の個性を失ってしまうかもしれない「もろ刃の剣」。気をつけないとだな。
経験値を、それぞれ獲得した!
本当に優秀なクリエイターというのは、「個性」が突出しない。個性というものは他人から教えてもらうことではなく、自分で吸収して “つくりあげていくもの”
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