1作目で「良作ができた」っていうのは、本人の実力だけじゃない気がする

トイクロSAGAの書 DQ Ver.1.6

今回は、「1 作目でできた良作」について思うこと。

1 作目で「良作ができた」っていうのは 本人の実力だけじゃない気がする。

1作目でできた良作

テレビ番組『BSアニメスペシャル ロボットアニメのヒーローたち ロボットアニメの巨星 機動戦士ガンダム』で、アニメーション監督の「富野由悠季氏」が「1 作目でできた良作」について語っていた。

ボクはその後何度も『ガンダム』を作ってる訳ですけども やっぱりあれは超えられない っていうのが実感です。

そういう意味で 1 作目とか良くできたモノっていうのは 本人の実力だけで できてるもんじゃない気がします。

そういうものを感じますんで ボク自身も『ファーストガンダム』を超えてみたいっていうのが 本当の思いで この 10 年結局やってきてしまった。

Via:富野由悠季『BSアニメスペシャル ロボットアニメのヒーローたち ロボットアニメの巨星 機動戦士ガンダム』 NHK 1992年3月15日放送

ガンダムファンなら、「やっぱりあれは超えられない」っていうところに注目してしまうけど、ボクが注目したのはこの部分。
「1 作目とか良くできたモノっていうのは、本人の実力だけでできてるもんじゃない気がします」

「気がします」っていう言い切ってないところがミソ。そういうもの全てを引っ括めて “実力” と言うこともできるからね。ようするに、運とかタイミングとか時代とかのことなんだろうけど……。

「実力以上」の力

時に「実力以上」の力を発揮するときがある。

それは、色んな要素が絡み合って「自分の実力」を押し上げるのだけど、もちろん、逆の「実力以下」になることもある。

これって、「運」しかないよね。運を仕込むことはできても、100% 成功するとは限らないし……。

ただ言えることは、何かを作らないと「実力以上」にならないし、良作も作れない。そして、そのチャンスが到来した時に、しかるべき力を持っていること、これに尽きる。なんか、これ、宝くじに似てる。

氏が言っている、「やっぱりあれは超えられない」ってのは、そう簡単に「宝くじに当たるような運」が訪れないってことなんだな。

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経験値を、それぞれ獲得した!

1 作目で「良作ができた」っていうのは、本人の実力だけじゃない気がする。何かを作らないと「実力以上」にならないし、良作も作れない。そして、そのチャンスが到来した時に、しかるべき力を持っていること。

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