今回は、「想像力が豊かなこと」について思うこと。
想像力が豊かだと より「ファミコンみたいなゲーム」にのめり込める。
想像力が豊かなこと
アニメーター「金田伊功氏」についてのトークイベントで、スクウェア・エニックスの「時田貴司氏」が「想像力が豊かなこと」について語っていた。
アニメーターの方たちが徹夜でファミコンのゲームを遊んでいた時代というのがあったらしくて 僕たちにしてみれば「どうしてアニメーターの方たちがゲームを?」ということもあるんですけど やはり想像力のある方たちのほうが当時のファミコンみたいなゲームにのめり込んで楽しめるのかなと。
Via:時田貴司『ムービーで実感する「日本アニメの伝説、金田伊功氏がゲームに残した物」完全保存版 – GIGAZINE』 2011年9月8日(アクセス:2013年8月31日)
ファミコンは、ドット絵いわゆる “記号” でプレイヤーに状況判断をして遊んでもらう。
なので、プレイヤーはドット絵から様々なことを想像し、自分自身で「ゲームの面白さ」を高めていく必要がある。想像力が豊かであれば、頭の中で “より” ドット絵が変換されて、“より” ゲームを楽しめるってことだ!
このことは、以前書いた内容にも似ているので、そちらもどうぞ。
→ 『ゲームのドット絵を、プレイヤーがのめり込み想像することで作品が完成されていく | 製作浪漫トイクロSAGA』
遊びをより面白くさせるポイント
以前のドット絵メインのゲームから、現在はより実写に近いグラフィックになってきている。
そのため、以前と比べると、断然「想像しなくても」ゲーム内の状況判断ができてしまう。
ようするに、100 人プレイしたら、ほぼ 100% 同じに見える状態ってことだ。銃や剣の描写、街やフィールドの雰囲気、敵の風貌、女性キャラクターのグラマラスな体型まで……無理に想像する必要がない。しかし、それは、「おそらくこんな感じだろう、こんな感じに決まってる」という「プレイヤーの無限の想像力」が、そこに存在しなくなってしまうという「リスク」も同時に生んでしまうのだ。
自分の持論として、「自分自身が想像することに勝ることは少ない」ということ。そういう意味でも、「いかに受け手に想像してもらうか」が、遊びをより面白くさせるポイントでもあるなと思うなー。
経験値を、それぞれ獲得した!
想像力が豊かだと、より「ファミコンみたいなゲーム」にのめり込める。以前のドット絵メインのゲームから、現在はより実写に近いグラフィックになってきている。そのため、以前と比べると、断然「想像しなくても」ゲーム内の状況判断ができてしまう。
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