今回は、「自然から学ぶこと」について思うこと。
ものづくりの原点 それは「自然」でありそこから学ぶが良し。
「ものづくりの原点ってなんだろう??」って考えたら、映画『2001年宇宙の旅』の冒頭シーンを思い浮かべた。それは、猿が骨を道具として “はじめて” 使うシーン。道具というより、むしろ武器に近かったかも……。
だから、漠然と「ものづくりの原点」って、「自然にあるモノからだろう」って思ったんだ。
自然から学ぶこと
参考として、アニメーション監督「富野由悠季氏」の著書『映像の原則』の中で、「自然から学ぶこと」について書かれていた。
“すべてを自然から学んだ” “自然が教師であった” といったレオナルド・ダ・ヴィンチの見識から 憧目する感性と理解力を育ててくださいと言葉にします。
Via:富野由悠季『映像の原則』 キネマ旬報社 2011年 74頁
「すべてを」って、断言してるところが凄い! いわゆる「ものづくり」も含めてだけど、それ以外にこと「全部」って意味になる。
よくよく考えれば、そりゃそうだよね。あくまで自分達は、自然の中で生活しているのだから。
ようするに、自分達の元祖をたどれば、皆、自然から学んでいたことだろう。もちろん、ものづくりもね。
感性なくして学べない
ものづくりで「ヒントやアイデア」が欲しい時、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」みたいな天才までいかなくても、自然から教えてもらえることは沢山ありそうだ。
でも、自然は言葉では教えてくれないから、自分自身の感性で気付くしかない。いくらきれいごとを言っても、
「感性なくして学べないでしょ!」
そのためにも、自然に接することが大切かもね……「は~、結局は “自然” なんだ」
「自然から学ぶことは良いことだよ」っていうのは、たしかジブリの宮崎駿監督も言っていたことだし、「否定する人」ってほとんどいないだろうな。取り組んでいることを極めれば極めるほど、そう思うのかもしれないよ。
経験値を、それぞれ獲得した!
ものづくりの原点、それは「自然」でありそこから学ぶが良し。自然は言葉では教えてくれないから、自分自身の感性で気付くしかない。
スポンサーリンク