「人間が感動する要因」って 案外ちょっとしたことだったりする。
人間が感動する要因
オタキング「岡田斗司夫氏」が『BSアニメ夜話 – ふしぎの海のナディア』の回で言っていた、「庵野秀明監督と語り合って導いた “人間が感動する要因”」にグッときてしまった。
【要約】
俺たちの世代は オリジナルで感動する必要がないんだ。
すべての要素は 色んなところから持ってきた「パロディ」でもいい。人間というのは感動できるんだ 人間が感動できるのは オリジナルだから感動するんじゃなくて そこらにあるような「何かチョットいい話」とか 「おばあちゃんから聞いた話」とか 「よくある話」で人間っていうのは心が動いちゃう。
だからそれでいいじゃないか!
という一大実験を『トップをねらえ!』でやって 実用化が『ナディア』なんです。 だから割とそのやってるときに 全然なんかこう手加減とかなかったですよね。
Via:岡田斗司夫『BSアニメ夜話 – ふしぎの海のナディア』 NHK 第2弾 2004年10月27日放送
確かに……色んなところから持ってきた「パロディ」という点では、『ナディア』以降の作品にも大きく関わっているね。正に、『ヱヴァンゲリオン』がそうだし。
個人的に “感動した作品” が『トップをねらえ!』。話が終盤に進むにつれ、「パロディ」っていう意識がないほどのめり込んだ。
だから、「感動する要因」って “オリジナル” や “大げさなこと” じゃなくても、案外 “ちょっとしたこと” だったりするんだな。
「人間のコアな感情」って昔から変わってない
神話とか昔話とかは、今でも語り継がれている。その理由は、「人間のコアな感情」ってそんなに昔から変わってないからだろう。
赤、黒、青、黄、ピンクの『戦隊もの』は、どの世代の子供も好きだし、話の展開も昔から変わってない。その『戦隊もの』のパロディも一杯あるほどだ。
・
・
・
ちょっと極端だけど、「神話とか昔話とか戦隊ものの元ネタ」って、実は、身近にあったことから作ったんじゃないかと思う。
そう考えると、身近には「感情を刺激すること」がゴロゴロしてるわけだ。
経験値を、それぞれ獲得した!
「人間が感動する要因」って、案外ちょっとしたことだったりする。「人間のコアな感情」ってそんなに昔から変わってない。
スポンサーリンク