今回は、「宮崎駿監督が作品に込めたメッセージ」について思うこと。
宮崎駿監督が作品に込めたメッセージ それは「この世は生きるに値するんだ」
宮崎駿監督が作品に込めたメッセージ
テレビ番組『情報ライブ ミヤネ屋 – 宮崎駿監督引退会見』で、「宮崎駿監督が作品に込めたメッセージ」について語っていた。
子どもたちに「この世は生きるに値するんだ」と伝えるのが 自分たちの仕事の根幹になければいけないというふうに思ってきました。
Via:宮崎駿『情報ライブ ミヤネ屋 – 宮崎駿監督引退会見』 日本テレビ 2013年9月6日放送
この言葉を聞いたとき、純粋に「そうだよね」って思ったんだ。
物語で直接的に言わなくても、根幹にそう思って作ることで「なんとな~く」伝わるもんなんだな。
メッセージは、受け手が自由に解釈する
作品を受け取った際、特に意識しなくても「メッセージ的なモノ」を自然と抱く。
その「メッセージ的なモノ」と自分の考えがミックスされて、自分自身の作品ができあがる。
ようするに、作り手からのメッセージは、あくまで「きっかけ」とか「ネタ」であって、「受け手が自由に解釈する」ということだ。
面白いのは、作品を何回か観ると、それぞれ解釈が変化していくこと。そういう意味でも、受け手の年齢とか状態で作品から受ける「なんとな~く」な感覚は変わっていくんだね。
「なんとな~く」だから、あたり前か……。
経験値を、それぞれ獲得した!
宮崎駿監督が作品に込めたメッセージ、それは「この世は生きるに値するんだ」。作り手からのメッセージは、あくまで「きっかけ」とか「ネタ」であって、「受け手が自由に解釈する」
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