ゲームデザイナー桜井政博氏の本『桜井政博のゲームを作って思うこと』の 105 頁に書かれていた “感受性の見解” について思うこと。
ものづくりの能力を高めるには 「感受性」を鍛えること。
感受性イコール「感じるチカラ・気づくチカラ」
ボクが尊敬しているゲームデザイナーの一人、桜井政博氏が書いた本『桜井政博のゲームを作って思うこと』。その 105 頁に書かれていた “感受性の見解” にグッときてしまった。
【感受性の見解】
もし「ゲームデザイナーになるためにもっとも必要なことをひとつだけ述べよ」と言われたら いまのわたしは 即答で「感受性」と答えることでしょう。
感受性 言い換えれば “感じるチカラ” もっと噛み砕いて言えば “気づくチカラ” ということだと思います。
人が見てスルーしてしまいようなところに いかに多くの あるいは個性的なポイント 感想を見つけられるか。
中略
個性に近い感受性が ゲームデザインに有効だからと言っても鍛えるのは難しそうです。
が できることがないわけではありません。 あくまでみずからが感じた何かを 逃さず整理する。 その整理自体をも楽しく バランスよくできるようにする。 このくり返しが 扉を開いていくかもしれませんね。
Via:桜井政博『桜井政博のゲームを作って思うこと』 エンターブレイン 2012年 105頁
ゲームデザイナーだけでなく、何かしら「ものづくりをしている人」には当てはまることだなぁと……。
何かを考えるには、自分が “感じたこと” が必要不可欠。それがフックになって、新しい考えが生まれることが多いからね。
あと、その「感受性の鍛え方」として、桜井氏は「みずからが感じた何かを、逃さず整理する」と言っている。
だから、このブログもボク自身が「感じたこと」を “まとめている” から、「製作力を高める」っていう点では、あながち間違いではなさそうだ(笑)。
感受性を鍛えれば
感受性を鍛えれば、比例してより「感じること」が多くなれる。それは、考えるさいの “ネタ” を「豊富に仕入れる」ことになる。
料理に例えるならば、「食材が一杯ある」ってこと。あとは、「その食材(ネタ)をどう料理するか」は自分次第ってことだな。
経験値を、それぞれ獲得した!
ものづくりの能力を高めるには、「感受性」を鍛えること。感受性を鍛えれば、比例してより「感じること」が多くなれる。それは、考えるさいの “ネタ” を「豊富に仕入れる」ことになる。
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