今回は、「ものづくりの最終目的」について思うこと。
ものづくりの最終目的は 人に共感してもらって受け入れてもらうこと。
ものづくりの最終目的
任天堂の岩田聡社長のインタビューで、「ものづくりの最終目的」について語られていた。
モノをつくる最終的な目的は 人に共感してもらって受け入れてもらうこと 自分の初志を貫き通すだけではだめなんです。
お客様に受けてなんぼということは 自分が仮説を持って提案しても それがお客様に理解してもらえないとわかったら 理解してもらうことのほうが重要なので 発想を転換すべきなんです。
Via:岩田聡『任天堂社長が説く、ヒットゲームの新法則 | インタビュー | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト』 2013年7月30日(アクセス:2013年7月31日)
ものづくりをしていると、「自分がいいと思っているからいいはずだ」と思い込んでしまう。
そもそも、自分だけに作っている訳ではないので、共感してもらわないと意味がないよね。
作ったものの価値
作ったものは、共感してもらってはじめて価値が出る。どんだけ受けたかによって、そのものの価値の程度が決まる。
価値が高ければ高いほど、作った人の評価も高くなる。いわば、人に共感してもらえるものを作れる人は、自然とその人自身の評価も高くなるということだ。
人気があるラーメン屋さんは、「自分が好きで美味しい」と思っている味に、コダワリすぎてはいないはず。やはり、自分以外の人が好む味を研究して作り上げた味のラーメンを提供している。
「自分の好みを、自分以外の人の好みに調整する」
これ、何を作るにしても大事なことだな。
経験値を、それぞれ獲得した!
ものづくりの最終目的は、人に共感してもらって受け入れてもらうこと。人に共感してもらえるものを作れる人は、自然とその人自身の評価も高くなる。
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